転職活動の中で企業の面接を受ける際、どのような対策をしたらよいか迷う方も多いと思います。
もちろん、行ってみないと何を聞かれるのかはわかりませんが、事前に準備できる部分もあります。
今回は、転職活動における面接で必ず聞かれる質問への対策方法をご紹介します。

転職の面接対策はこの2つが必須

転職活動の面接対策をするなら、「質問」と「逆質問」の2つが必須です。
質問に関しては、企業によってその内容は異なりますが、一貫している部分もあるので事前に対策しておくことができる部分もあります。
もう一つ対策しておくべきなのが、逆質問です。
面接の際にはほとんどの場合、転職希望者から採用担当者に質問ができる時間が用意されています。
その時間で自己アピールをすることもできますし、その企業についてより詳しく知ることもできます。
そのため、この2点については事前に準備しておくようにしましょう。
転職の面接でよく聞かれる質問

では、実際に転職の面接でよく聞かれる質問をご紹介します。
この質問は、どの企業でも質問される可能性が高いので、事前に回答を準備しておくようにしましょう。
①自己紹介
面接の最初に、「あなたの自己紹介を簡単にしてください」と言われることはよくあります。
その時点ですでに履歴書や職務経歴書は企業側に提出しているので、企業はあなたの情報を認知した上でこの質問を用意しているのです。
自己紹介では主に、「自己分析をし簡潔に強みと実績をアピールできること」「話し方の好感度」この2点を観察しています。
そのため、ただ長々と自分の経歴を話すのではなく、自分の経歴の中で強みになる部分を端的にまとめ、数分程度で流暢に話すことが大切です。
いきなり話そうとしても、なかなか言葉が出てこないと思いますので、自己紹介について何を話すのかを事前にまとめておくことをおすすめします。
自己紹介に自分の強みをさらっと入れ込もう。
しつこく自分語りになってしまうとイメージダウンになるから気をつけよう!
②転職理由
「なぜ前の仕事を辞め転職しようと考えたのか」という質問も必ず聞かれます。
転職を繰り返している場合には、今回以外の転職についても聞かれることもあります。
この質問は、「今回採用してもまたすぐに辞めてしまうのではないか」ということと「転職をするにあたり具体的にどうなりたいか」というポイントを探っています。
そのため、ネガティブな回答であれば企業側にいい印象を抱かれません。
伝え方を工夫する必要があります。
例えば、給与が低く転職活動を始めた場合、ただ「給与が低かったから」と伝えれば、待遇が不満だと思えばすぐに辞めてしまう人だと感じさせてしまいます。
給与を上げるために自分が行ったことやこれから挑戦したいことを織り交ぜて話すようにすると、印象が良くなるでしょう。

③志望動機
志望動機に関しては、「なぜこの企業に入りたいのか」「どれほどの本気度で面接に挑んでいるのか」を観察しています。
この時に必ず伝えておくべきことは、「この企業でなければいけない理由」についてです。
条件や待遇さえ良ければこの企業でなくてもいいという方であれば、すぐに辞めてしまう可能性もあるので、採用したくないと考える企業も多いでしょう。
そのため、相手に意欲が高いと感じてもらうには、より細かく企業研究を行う必要があります。
企業のことを調べ、その企業のために自分には何ができるのかというポイントを整理しておきましょう。
これまでの経歴とつなげて、自分の能力やスキルの話をすれば、より説得力のある話ができるのでおすすめです。
曖昧な志望動機は辞めよう。
志望動機がはっきり答えられないと致命的やぞ。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
逆質問について

面接の最後には、「なにか聞きたいことはありますか?」と企業側から逆質問が行われる場合がほとんどです。
「特に聞きたいことはありません…。」
と答えてもいいのですが、逆質問は自分の意欲やスキルをアピールするための大きなチャンスです。
そのため、積極的に質問をするようにしましょう。
では、逆質問の際に注意しておくポイントをご紹介します。
面接中の話と同じ話やHPに記載されている話はしない
逆質問の際に最も気を付けないといけない点は、面接中に話題となった話やHPに記載されている内容に関する質問は避けるということです。
その話についてより深堀りして聞きたいということであれば問題ありませんが、同じ質問を繰り返してしまうと、きちんと話を聞いていないという悪印象を与えます。
そのため、面接中の話題は頭の中でしっかり整理しておきましょう。
働くことを前提にした質問をする
より企業に入社して働きたいという意欲を伝えるには、実際に入社してからどのような業務を行うのか、業務遂行の上で何が大切か、というポイントをより多く質問しておくと良いでしょう。
その企業に入社してからの具体的な姿を想像させることが好印象を与えるポイントです。
自分の強みを活かせるかどうかの質問
逆質問の際には、自分の強みをアピールすることも可能です。
質問をする前に自分の強みを先に述べ、その強みがどのように活かせるのかを聞くといいでしょう。
例えば、これまでに営業職として培った提案力をどう活かせるか?また業務遂行にどのような能力が必要か?などを尋ねると、能力が高く向上心のある人材だと良い印象を抱かれるでしょう。
働いている人についての質問
実際に企業で働いている人について質問をすれば、より意欲の高さをアピールすると同時に、自分自身も企業内の雰囲気や社風について知ることができるので、大きなメリットがあります。
例えば、この企業で働いて一番嬉しかったこあと、働く中でどのような能力を身につけてきたのか、実際に現場で働く人のやりがいなど、具体的にその面接に立ち会った方に踏み込む質問をすることで、より具体的なイメージができるでしょう。
面接の場は企業側は採用者を選定するだけではなく、転職希望者自信がその企業で自分が働いていくことができるかを見定める場所でもあります。
そのため、企業にアピールするだけではなく、自分に合う企業かどうかを確認するためにもより具体的な質問をしましょう。
待遇に関する質問は避ける
面接を受ける企業で働くとする場合、待遇に関しても具体的に聞きたいと思う方もいると思います、
しかし、待遇の話ばかりを聞いてしまうと、待遇だけで転職先を選ぼうとしている人だと思われる可能性があります。
内定をもらってから詳しい待遇については聞くことができますので、面接時には待遇に関する質問は避けるようにしましょう。
内定の際の待遇提示に不満がある場合は、内定を断ればいいんやで。
まとめ
転職の面接の際に聞かれる内容は、どの企業でも同じような質問が多いです、
そのため、事前にしっかりと対策をしておくことによって、自分の伝えたいことをしっかりと短時間で話すことができます。
特に逆質問は準備をしておくことが重要です。
面接に行く前に企業のリサーチをして自分が聞きたいことを整理しておきましょう。
みんなの転職活動を応援してるぜ!(๑•̀ㅂ•́)و✧