転職をする際に、最初に考えることは「どの業界を選ぶか」ということだと思います。
これまでと同じ業界を選ぶのか、それとも違う業界でより自分に向いている業界を探すのか?迷ってしまう方も多いと思います。
そこで今回は、転職をする際の業界選びで大事なポイントとおすすめの業界についてご紹介します。

転職する業界を選ぶ際のチェックポイント

転職を考えている方は、今よりもより良い環境や待遇で働きたいと考えていると思います。
そのため、業界選びは重要です。転職する業界を選ぶ際にチェックしておくポイントをまとめます。
今後伸びる可能性が高い業界
転職する際には、自分が転職する業種が今後伸びる可能性が高いかどうかをチェックする必要があります。
業界事態の需要が下がっている場合、頑張って働いても業績が伸びず収入が上がらないということも十分考えられます。
今でいうと、新型コロナウイルスの影響を受けて飲食業界や旅行業界はかなり業績が下がっています。
対してIT業界は、世間の自宅時間が増え利用率が上がり業績を伸ばしています。
新型コロナウイルスの営業がいつまで続くかわからない状況を鑑みると、業界全体の業績回復が見込めない業界では企業がいつ倒産するかわからないので、転職しても成功は厳しいでしょう。
このような時代の流れや経済の情勢により業界の将来性は変異しますので、チェックしておくべきポイントとなります。
継続して活躍できる業界を選ぶのだ!!
離職率が低い業界
離職率が低い業界は、働く人が環境に満足していると考えられます。
どれだけ収入が高くても残業が多く休みが取れない職場や、仕事内容に対する収入が見合ってない企業であれば、退職者が増えてしまい離職率が高くなってしまいます。
つまり、離職率はその職場の環境がどれだけ整っているかを示している指標だと言っても過言ではありません。
2019年に発表された厚生労働省の調査によると、最も離職率の低い業界は電気やガス・水道などのインフラ業界となっています。
この理由としては、インフラ業界は接客によるストレスが少なく、土日や夜間は企業自体が休みなっていることが多いので、しっかりとプライベートが維持できるからという点が挙げられるようです。
離職率が高くて初めて挑戦する業種は避けた方がいい!
長い歴史のある企業
老舗で長い歴史のある企業は、これまでに幾度となく訪れた不況を乗り越え、時代の波に合わせた会社経営を行っています。
今後も安定した経営を行っていけると考えられます。
現在も新型コロナウイルスの影響により、一時的に株価が下落していた状態から回復してきている途中です。
老舗企業であればこのような事態は初めてではなく、これまでにも何度も危機を乗り越えてきているので、ここから回復する術も知っているため安心して転職できるでしょう。
転職する際におすすめしたい業界5選!

上記のおすすめ条件3つのポイントを満たした業界を紹介するぞ。
気になる業界があれば、是非チャレンジしてみてくれ!
その1 IT業界
最もおすすめなのはIT業界です。
エンジニアはモテる職業でも上位にランクインしています!
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現在コロナウイルスの影響で、ITを使ったビジネスモデルを構築している企業も増えていますし、個人でのインターネット利用も増えています。そのため、将来的にも伸び率の高い企業が多い業界です。
また、IT業界は離職率が低い業界だとも言われています。
エンジニアやプログラマーなど、需要は高いが人手不足であり、給与や待遇が良い場合が多く安心して働ける業界でしょう。
そしてIT業界で働き技術を学べば、また同じようにIT業界内でステップアップ転職が可能です。
長期的に安定して需要があり、おすすめしたい業界です。

その2 インフラ業界
インフラ業界は、電気やガス・水道などの私たちの生活に欠かせない設備を整える業界です。
昔から長く生活を支えてきている企業が多くあります。このようなインフラ業界は、企業が安定しており、安定した収入を得ることができます。
そしてインフラ業界は土日休みで残業が少ない企業が多いので、働きやすさを感じる方が多く、離職率はすべての業種の中でも低くなっています。
このことから、転職しても安心して働ける環境が整っていると考えることができます。
人々の生活を支える業界はなくならないぞ!
その3 製造業界
製造業の企業は、長期間売れ続けている商品を販売している企業が多数あります。
実は名前を聞いたことのない企業でも、誰もは知っている商品を取り扱っているということはよくあることですよね。
このような安定企業に就職すれば、安定した収入としっかりした福利厚生を得ることができます。
製造業も休みが多く、離職率が低い業種です。高給を目指す方には向かないですが、働きやすさを重視する方にはおすすめな業界です。
地味なイメージがあるけど、製造業界は実は安定している!
その4 不動産業界
不動産業界は、実は景気にあまり左右されず安定した業種だと言われています。
コロナウイルスの影響もそれほど受けておらず、業績を上げている企業も多く存在します。
不動産業界の1番の魅力は、未経験者も積極的に募集しており、自分の頑張り次第で高収入を獲得できる可能性があるという点です。
もちろん、成果が上がらなければ高収入を継続して確保することはできないシビアな業界で、離職率が高いことも否めません。
しかし、自分の頑張りを給与で評価してくれる業界なので、転職する方にはチャレンジをおすすめできる業界です。
その5 公務員
公務員は企業ではありませんが、雇い主が国や地方自治体で、定年まで安定した収入を確保できることを考えれば、とても安定した職業です。
土日祝日の休みや年齢による昇給も見込めるため、継続勤務するほどメリットは大きくなります。
しかし公務員になるためには、公務員試験に合格する必要があります。
今の仕事を継続しながら公務員の試験勉強を行うのは負担となることでしょう。若いうちの転職で長期的な安定を目指す方におすすめです。
若いうちに挑戦できるから、長期的に活躍できるよね
まとめ
いかがでしたでしょうか?転職の際の業種選びはとても重要です。事前に業界の特徴をリサーチした上で、自分の希望に合う業種を探す必要があります。
やはり魅力的な業種には人が集まりやすくなりますし、離職率が低い分採用枠もイス取りゲーム状態です。
たくさんの転職者の中で自分を選んでもらえるように、自己分析と企業分析をしっかり行い、有意義な転職活動をしてくださいね。