転職を考えている時、
・本当に転職した方がいいのか
・どんな業種に転職するべきか
・どのタイミングで転職するべきか
など、様々な悩みが湧き上がってくると思います。
そんな時、誰かに相談したいと考えるでしょう。
しかし、転職の悩みは誰に相談したらよいでしょうか?
転職をするのにおすすめな人と、NGな人を紹介します。

先に結論を言うと、
転職エージェントに相談するのが最も建設的で、悩みが解決しやすいです。

転職相談をする前に自分で考えておくこと

誰かに相談するためには、今自分がどんな悩んでいて今後どうしたいのかという思いをある程度整理しておく必要があります。
どのようなことを整理したらよいでしょうか?下記に書き出してみます。
今悩んでいることを具体的にする
「転職をしたい」という気持ちが高まっていて、誰かに相談したいと考えているときは、まだ自分の中で転職の決意が定まっていないときだと思います。
そのような時には、自分が今何に悩んでいて、なぜ転職したいと考えているのか、自分でもわかっていないことが多くあります。
しかし、そのような状態で相談をされても、相談された側もなんと回答していいのか困ってしまうことでしょう。
そのため、誰かに相談相談する前に「今の仕事の不満点」「転職してどうなりたいのか」を具体的にしておきましょう。
おすすめの方法は、実際に書き出してみるということです。
紙でもスマホのメモでもいいので、自分が考えていることや感じていることを形にしてみて、自分の思いに向き合っておくことが大切です。
そうして整理し具体化することで、相談した時にその人の意見も聞いて自分なりの決断を下すことができるでしょう。
本当に転職したいのかを考える
転職希望者の中には、一時的な感情で転職を望んでいる方もいます。
例えば、会社で嫌なことが起きたとき、「もうこんな会社辞めてやる!」と強く思うこともあるでしょう。
しかし、その勢いで転職をしてしまうと、後々多くの後悔をしてしまうことがあるので、勢いで転職をすることはあまりおすすめしません。
転職活動は自分で企業を選定したり、面接に足を運んだり、様々な書類手続きをしたりと、そんなに簡単なことではありません。
また転職をしてしまうことにより、それまで積み上げてきた収入や職場内での地位はなくなってしまうので、また0からのスタートとなります。
そこまでして転職をしたいと思うかどうかをしっかりと考えてから相談するようにしましょう。
転職相談を避けた方がいい相手

転職相談をむやみにしてしまうと、その後の転職活動に影響が及んだり、自分とは全く違う意見を押し付けられてしまうこともあります。
そのため、必ず相談相手は検討してから相談するようにしましょう。
下記に転職相談を避けた方がいい相手を紹介します。
今の会社の同僚や上司
今在籍している会社の方に相談するのはあまりおすすめできません。
どれだけ親しい相手だったとしても、会社内で噂が広がるのはかなり早く、気づいたら社内のみんなが知っているという事態になりかねません。
転職したいという意思が会社に伝わってしまうと、辞めさせられないように引き止められたり、腫れ物に触るような扱いをされることもあります。
いざ転職するという報告をした時に、仲の良い同僚からは相談してほしかったと言われるかもしれませんが、転職をする際にはその気持ちを抑えて、退職が決まるまでは黙っておくようにしましょう。
家族や友人
自分の身近である家族や友人には、転職の相談をしてもいいと普通は考えます。
家族や友人は自分のことを大切に思ってくれているので、損得なしに相談話を聞いてくれると思います。
しかし、身近な人はあなたのことを思うがあまり、主観的な意見を押し付けてきがちです。
例えば家族の場合、「安定した仕事をしてほしいから、今の仕事は辞めないで」と言われたり、友人の場合は「やりたくないならすぐ辞めた方がいいよ」と無責任になりすぎてしまったりします。
もちろんすべての発言はあなたのことを思ってのことですが、その主体的な発言がすべて適切なわけではありません。
そのため、友人や家族に転職の話をする際は、愚痴を話す程度に留めておき、具体的な相談はしないようにしておくといいでしょう。
転職相談をした方が良い相手

では、具体的な転職の相談は誰にしたらいいのでしょうか?
下記の方が適切でおすすめです!
退職した同僚
すでに会社を退職した同僚であれば、転職の際の悩みや相談をより親身に受け止めてくれますし、具体的に自分が転職活動の中で気づいたことややっておいて良かったことなどを教えてもらえるので、相談相手に適任だと言えるでしょう。
同僚であれば、あなたの仕事条での強みもよく理解していると思いますので、おすすめの業種や職種についても進言してくれる可能性が高いです。
具体的で自分に合ったアドバイスを聞きたいという方におすすめの相談相手です。
お仕事アドバイザー(厚生労働省)
お仕事アドバイザーとは、厚生労働省が用意している転職の悩みを相談できる窓口です。
周りに転職相談に適任の方がいない場合や、なかなか相談する時間がないという方でも、気軽に電話やメールで相談することができるので、より便利に使えると感じている方が増えてきています。
お仕事アドバイザーで相談に乗ってくれるのは、キャリアコンサルタントの資格を持っている方です。
そのため、より具体的なアドバイスや面接対策まで幅広く話を聞いてくれます。
誰かに話を聞いてほしいという場合は、お仕事アドバイザーを利用してみるといいでしょう。
転職エージェント
最近人気が高いのは、人材紹介サービスの1つである転職エージェントです。
転職エージェントは、その人の抱えている悩みや願望を聞き出し、その人に合わせた求人を紹介してくれます。
もちろん転職活動の際の履歴書の書き方や面接の対策までトータルでサポートしてくれるので、すべて安心して任せることができます。
転職相談に乗ってくれるだけではなく、次の転職先まで提案してくれるので、より建設的な相談ができるでしょう。
もちろん最終的に転職をしないという判断を下すこともできるので、転職するか迷っているという方は一度転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。
まとめ
転職の悩みを誰かに相談したいと思うことは多いと思いますが、自分の周りの人に相談をしてしまうと、思わぬ事態になってしまうこともあるでしょう。
そのため、専門のプロにきちんと相談して、自分の悩みを解決しつつ最適な選択ができるようにしましょう。
結論:転職エージェントに相談しなさい。
相談は基本無料です!