始めまして、僕は松井ひろたか(@hirotaka142)といいます。
静岡市在住で今年40歳。現在は自動車部品の製造工場で働いています。
現在の職場で働き始めて5年ほど立ちますが、今の職場に決まるまでの転職活動は、正直言ってハードでした。
現在の就職先に決めるまでは、僕は全部で4つの会社に履歴書を送りましたが、正直色々理不尽なこともあり大変でしたね。
この記事では、僕が未経験で工場の仕事に就くまでの転職活動の体験談を簡単ではありますが紹介していきます。
僕の経験が参考になれば嬉しいです!

転職エピソードその1 某ダンボール工場

最初に履歴書を送ったのは、静岡市内にあるダンボールを製造する会社です。
求人票を確認した際、自宅から自転車で約20分ほどの距離で通いやすい立地にあり、給料など労働条件も今の自分にぴったり合っているんじゃないか?とその時は思いました。
ハローワークでその会社に連絡を取ってもらい、面接のアポを取ったところで履歴書を書いて、いざ工場へ面接に行きました。
結論から言うと、この会社の印象は最悪と言っていいほどでした。
工場に着いて、最初に事務所に通されたのですが、事務所内の雰囲気がとにかく重く、異常なほどの居心地の悪さを感じました。従業員に活気が無く、何か嫌々と仕事をしているかのように思えましたね。
気を取り直し担当者の案内で今度は工場を見学。
現場でダンボールを製造する従業員の仕事ぶりを見学したのですが、僕が普通に見学していると従業員側は、まるで腫れ物に触れたかのような目で僕を見てきました。
なんか嫌な気分を感じながらも、面接ということで応接室みたいな部屋に通されました。そこには、高齢の社長ともう1人役員の方と僕が向かい合う、2対1での面接スタイルでした。
その時は、志望動機や長所短所などの基本的な質問の後、僕は昇給のシステムについて知りたかったので、質問しました。
しかし、「頑張れば上がるから」という一点張りの一言ばかりで具体的な昇給システムに関しては、聞くことができなかったのです。
評価方法についても、「頑張れば」という言葉を言うだけで、段々とこの会社に対して不信感が芽生えてしまい、この会社で働きたいという思いは一瞬で吹き飛んでしまいました。
結果不採用になりましたが、不採用になって良かったと思います。経営者の方針が見えない会社では、働いても楽しくないし、モチベーションも上がらないということに気づかせてくれました。
工場転職エピソードその2 ライン生産方式の包装工場

次に応募した会社は、静岡市清水区の清水港にある食品や缶詰、日用品などあらゆる品を包装、検品する会社でした。
この会社との出会いのきっかけは、静岡市で開催された大規模就職セミナーでした。数多くのブースを回りましたが、たまたま立ち寄ったこの会社のブースにいた人事部の人とかなり話が合ったので、一度会社を訪問してみたいと思いました。
「ここ、結構良さそうじゃないかな?」
この時は、そんな確かな手応えを感じていましたね。
しかし、この会社で働く際の最大のネックは、通勤に家から片道50分近くかかることでした。そのため、交通費がどれだけもらえるんだろう?というのが気になってましたが、なぜか会社概要のところに交通費に関しての記載がされていなかったのです。
「まぁ、当日質問できればいいか!」
そう思い、当日工場へ向かいました。
就職セミナーでお会いした人事部の方にお会いして、会社についての簡単な説明を受けたり工場を案内してもらった後、僕は思い切って交通費に関して質問してみました。
そうしたら、人事部の方は困惑した表情を受けべて数秒ほど何かを考え、
「わかりました!交通費の方は、出します!」
と答えました。
正直、そこはもっとハッキリ答えて欲しいなと思いました。法律上は交通費は会社に支払う義務というのは無いことはわかっていましたが、会社側は「出します!」の一点張りでした。
そういったやりとりがあった結果、僕はそのまま採用試験を受けることを辞退することにしました。
会社側が煮え切らない態度で説明しているのは、会社に対してマイナスの印象を抱いてしまいます。質問者に対し、詳細をきちんと述べる会社に応募したほうがいいと思いました。
工場転職エピソードその3 加工部品製造会社

次に応募したのが、窓のサッシや風除板などのアルミニウム素材を加工した部品を製造する会社です。ハローワークで見つけたこの会社、早速面接の予約を決めて履歴書の準備をして、面接を受けに足を運びました。
しかし、その面接は社長に簡単な自己紹介をするだけでわずか3分ほどで終了。
質問らしい質問も一切無く終了して呆気に取られていると、社長が
「工場内部を案内するからついてきて!!」と面倒くさそうな口調で言ってきました。
「そんな言い方無いだろう?」
と心の中で呟きながらも、ついていきました。
工場内の説明も、いい加減に機械や製品の名前を言うだけであっさり終了。おまけに従業員も僕を睨み付けるような感じで見てきて、すごく感じが悪かったです。
翌日、朝7時にその会社から一本の電話がきました。驚いて電話に出てみると社長が、
「採用!いるから来る?」
といきなり言ったのです。
戸惑いながら僕が、「制服や交通費はどうしたらいいんですか?」と質問したら、「試用期間中は制服と交通費は自腹!」と衝撃の一言。僕は、すぐに採用を断りました。
はっきり言って、この会社に費やした時間は無駄でした。
会社見学の際に会社の雰囲気を一瞬で読み取るスキルって大事だなと、この経験から強く実感しました。
工場転職エピソードその4 自動車部品の工場

その次に応募したのが、自動車部品で使うバネを生産する工場、現在の職場です。
上記の工場と同じく、ハローワークでたまたま見つけたこの工場。
- 応募した年に新しく工場をリニューアルした
- 電車の駅から徒歩15分で、比較的通勤にも便利
という好条件に惹かれて、応募しました。
当初は、製品に付着した油を専用の機械に入れて、洗浄液で洗い流すという仕事の採用でしたが、面接ですでにそのポジションは他の人に決まってしまったことが判明したのです。
会社はそのため、
「プレス作業の仕事に空きがあるので、そこでやってみないか?」
と突然の提案をしてきました。
僕は迷いましたが、これ以上就職活動を長引かせたくなかったので、それに同意。
こうして就職が決まり、現在まで働いています。
今でも氏正直リーダーの態度に不満があったり、自分の働いている建物に冷暖房が付いていないなどの不満はありますが、なんとか持ち堪えている状況です。
有給は取りやすいので、突然の用事や体調不良にも融通が利きます。
やはり、有給の取りやすさや、職場環境の改善を訴えやすい環境というのは大事です。
まとめ
今回は、未経験の僕が工場に転職した際の体験談を紹介しました。
正直、工場に就職するなら経験者の方が有利ではありますが、今回紹介した会社は未経験者を雇ってくれる会社なので、必ずチャンスはあります。
人間関係の難しさなど、問題は多いと思いますが、諦めなければ必ず良い職場に出会うことができるので、色々とチャレンジしてみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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この記事を書いた人:松井ひろたか(@hirotaka142)さん